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月刊商人舎 2015年03月

 Case Study 2 


フジ

(98店3094億2900万円・愛媛県松山市)

2015年03月10日

「やらされ感」から F-1グランプリ定着までの10年間の試行錯誤 (株)フジが52週マーチャンダイジング(MD)の取り組みを始めたのは2005年。今年で11年目に入るが、その間、確実に成果を上げてきた。また52週MDをベースに、独自の新たな取り組みも派生。店舗の営業活動として定着する一方で、進化も見せているのが現状だ。 ||| やりきる力で売場レベルがアップした |||  2005年に導入を行った際の狙いは、店舗の販売力向上だった。地域一番企業の仕入れ力で売上げを伸ばしてきたフジだったが、競合の激化で既存店の伸び悩みが目立ち始めていた。そんなときに、当時の商品部長が52週MDを知り、研修会を始めた。 「プロジェクトというよりも、集合教育の一環としてスタートしました」(仙波保幸執行役員生鮮食品事業部長)。参加メ…




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