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月刊商人舎 2015年01月

 2015年を見透すⅠ 


とんがれ★こだわれ

2015年01月09日

★★★  この道しかない! 最悪を覚悟して、最善を尽くす。2015年への対応は、またもや、この考え方しかない。 今年10月実施が確実視されていた10%への消費増税さえ、いとも容易く(たやすく)ひっくり返る世情である。商売の現場や市場・消費が急変することはないにしても、何が起こるかわからない。 何しろ、日本国レベルで俯瞰すれば、政府総債務残高は伸び続けて、2014年10月時点で、1197兆3430億円。GDP比にすると、231.9%。青息吐息のバラク・オバマ大統領のアメリカでも106.7%、スコットランド独立の住民投票で揉めたイギリスも110.0%。EUの優等生ドイツは83.4%。この国家の債務残高の問題は、今年も国民生活に大きくのしかかってくる。 アベノミクスが喧伝され、自民党・公明党の与党が圧倒的多数を占めるが、国の経営が借金…




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