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月刊商人舎 2014年08月

阪急オアシスの「人とコンテンツ」

「宝塚中筋店」のアッパーミドル型フォーマットを支えるもの

2014年08月11日

食育コミュニケーターの阪上美栄子さん 関西圏における㈱阪食のスーパーマーケット「阪急オアシス」は、揺るぎのない独自のポジショニングを構築している。これはもう、否定する者がいない。いかりスーパーマーケットがちょっと停滞し、ピーコックストアやコーヨーはイオンの傘下に入り、アップグレード型のスーパーマーケットは、その地位を失いつつある。阪食はその中で、燦然と輝く実績を示す。 その理由は、まず先進性のある売場づくりやマーチャンダイジング(MD)にチャレンジしていること。それがチャレンジで終わっていないのは、小型店主体ながら、各店舗が比較的高い売上高を確保していることが示している。 先進性と述べたが、実は阪急オアシスの売場はお客にとって「新しくて古い」のである。確かに売場自体は感性が高くクオ…




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