小売業99万店時代に突入

経済の国勢調査と呼ばれる「経済センサス - 活動調査」。 調査は2012年2月1日に実施され、順次、集計結果が公表されている。 その産業別集計「卸売業、小売業」の確報結果が11月27日に公表された。 卸売業及び小売業の事業所数は140万5021事業所（卸売業37万1663事業所、小売業103万3358事業所）。従業者数は1122万5000人（卸売業382万1535人、小売業740万3616人）。   「平成21年経済センサス - 基礎調査」と比べると、事業所数は▲9.7%、従業者数も▲6.9％と減少している。   卸売業及び小売業が全産業に占める割合は事業所数が25.8%、従業者数が21.3%で、いずれもサービス業に次ぐ規模だ。   表1　事業所数及び従業者数（産業別）     　小売店舗数 100万店を割る　　　　　　　　　　　　　　　　   では、卸売業と小売業の…