戻る 印刷
月刊商人舎 2013年12月

全日本食品㈱新社長 平野実 Interview


全日食チェーンのVC新世紀

「仕入れ難民」救済からビッグデータ活用まで

2013年12月10日

平野実(ひらの・みのる)氏 1961年生まれ。84年日本大学農獣医学部卒業後、全日本食品株式会社入社。2009年2月に執行役員、12年11月に専務取締役に就任。13年9月から現職。 結城 日本小売業99万店時代の到来です。この中で、ボランタリーチェーンである全日食の役割が大きくなっています。 平野 そうですね。商店街も衰退していく時代ですから、ボランタリーチェーンというものをしっかりと確立しなければいけません。ただ、現実には本部機能の強さが発揮されていません。 結城 なるほど。 平野 ボランタリーチェーン全体に言えることですが、全日食も草創期は加盟店が本部を支える時期がありました。そして、ようやくこの20年ほどで共同仕入れも規模が大きくなり、スケールメリットが生まれるようになったのです。 外部環境が…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください