戻る 印刷
月刊商人舎 2013年11月

 MERCADONAのライバルたち④ 


小型ハード・ディスカウンターLidl

2013年11月11日

ドイツ資本Schwarz Groupが展開するリドル(Lidl)は、 2012年段階でスペインに555店舗に達する。 いわゆる小型のディスカウントストア。 リドルは、1930年代にSchwarz家が食品卸売業を始め、 フルーツの卸売業Lidl & Coと提携したのにはじまる。 1973年、リドル1号店をオープンさせ、 同業態のAldiとしのぎを削りつつ順調にチェーン化を進め、 現在、ドイツ国内では4040店。 このフォーマット展開の国内飽和という事情もあり、 2000年代に入り海外進出を積極的に開始する。 隣国フランスの1635店をはじめ、 イタリア677店、イギリス635店、ポーランド597店などEU諸国をマーケットとする。   Schwarz Group全体ではドイツ小売業2位、 2012年の総店舗数は1万1397店、ドイツ国内市場シェア14.1%を有する。 …




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください