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月刊商人舎 2013年10月

 Message of October 


商人の本籍地に誇りを持て!

2013年10月10日

ふるさとの山に向かひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな 抒情的な石川啄木。 一方、 「ふるさとは語ることなし」 無頼派の坂口安吾。 誰しも生まれ故郷には 啄木か安吾かの差はあれど、 強い愛着を持つ。 商人もビジネスマンも、 最初に入った会社や店、 最初に仕事した職場を忘れない。 そこに商人やビジネスマンとしての 本籍地があるからだ。 DNAを与えられたからだ。 いま、その商人たちに、 企業統合のブームが押し寄せる。 M&Aのトレンドが降りかかる。 商人の現住所は、 本籍地から移転することが あたりまえとなってきた。 しかしだからこそ商人は、 本籍地を誇りにしつつ、 現住所で最高の仕事をしたい。 本籍地を誇りにする者ほど、 現住所を改革し、 現住所で活躍できる。 誇り…




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