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月刊商人舎 2013年09月

 戸井和久 取締役常務執行役員 


イトーヨーカ堂の衣料品改革

2013年09月10日

戸井和久  取締役常務執行役員 【Interviewer】結城義晴 (株)商人舎代表取締役社長   結城 総合スーパーは、一番便利で一番大事な店だと思います。ところが、この20年ぐらい、カテゴリーキラーに商品分野を取られて、取られるからその分野を放棄して、総合性の便利さをどんどんなくしてきました。衣料もそうですね。 戸井 イトーヨーカ堂が一番利益を出していた時は、衣料品が牽引していたわけですが、今になってみると、それが人の面でも、商品の面でも弊害になってきているのが、ここ数年の流れだと思います。よく鈴木敏文会長が成功体験を持つなと言いますが、それが衣料部門にぴったり当てはまると思います。 2011年7月に衣料品の責任者になり、2年3カ月が経過しましたが、最初に気づいたことは、在庫が多すぎることでした。…




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