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月刊商人舎 2016年08月

 徹底議論 


「商品前線」理論のすべて

天候MDの現在と未来を語り合う

2016年08月10日

              ㈱アイダスグループ社長  鈴木國朗                      ㈱ライフビジネスウェザー常務取締役  常盤勝美   第3部 「商品前線」の近未来    ●商品前線」は商品計画・販促計画の基礎となる結城 バイヤーは、農産にしろ水産にしろ、常識として、旬ごとの産地は知っていなければならない。それと天候と「商品前線」との相関性を見て、なおかつ自分のエリアにその前線がきているのかどうかを見極めることが大事になってくる。両方を見極めて仕掛ければその商品は爆発的に売れる。 鈴木 たとえば「今年は天候がいいので、この商品はすごく甘みがのってます」と訴求すれば売れます。「明日の午後から雨になりそうです」と訴えれば、店頭レベルでは客数も変わるし、売上げが変わる。でもけっこう無頓着なんですね。しっかりした企業なら、天…




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