関智美のマーケティング・アイ「食卓写真調査からわかる晩秋のメニュー」

■■■　｢寒露｣「霜降」の食卓最後に、クレオが実施している食卓写真調査より、寒露から霜降の“晩秋”の食卓風景をご紹介いたします。寒露からは、体が温まるホットメニューが増えます。鍋物のほかには、夏の残りのそうめんをにゅうめんにアレンジしたり、体が温まる効果があるといわれる生姜を活用した人もいます。鍋物は、外出した日の簡単メニューでも重宝されます。また、おでんの残りものを天ぷらにするなど、斬新なアレンジメニューもありました。運動会シーズン、夕食でも運動会のお弁当を夕食分まで作るなど、運動会当日の夕食が工夫されていました。秋が深まる霜降の頃、食卓には秋の食材が多く登場します。松茸ごはんやぶり大根、きのこ鍋、さつまいもと鶏肉の炒めものなど、秋の実りを楽しむ人が目立ちます。秋魚の代表、さんまは塩焼きが一般的…