販売効率と省力化を両立させる小ぶりな居抜き店舗

神奈川県横浜市南区にヤオコー横浜天神橋店がオープンした。2022年7月、横浜市初進出店として開業した横浜磯子店に続く、㈱ヤオコーの2号店となる。やがては横浜市南西部にドミナントエリアを形成するための、布石となる店舗だ。そして同時に、23年度のテーマである 「新しいマーケットプレイスづくり」を突き詰めた店舗になる。 ヤオコー横浜天神橋店は売場面積459坪で、公開されている初年度年商計画は20億円。売場面積の点では、直近5年間では、昨年3月に「極小商圏フォーマット」の位置づけでオープンした草加松原店の389坪に次いで小さい。 その理由は居抜き出店だからである。横浜天神橋店は2022年に閉店した㈱あおきが運営していた「フードストアあおき」の撤退跡への出店だ。出店に際しては、旧あおき店舗の後方スペースをさらに狭め、その…