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牛丼3社の暑い夏 8月実績は吉野家だけ合格

2013年09月06日

価格競争が激しい和製ファストフード「牛丼」。 大手3社の8月の月次実績が出揃った。   まず「すき家」を展開する最大手のゼンショー。8月末の店舗数は1959店舗。   既存店売上高は前年同期比▲9.9%で、なんと24カ月連続前年割れ。 客数は同▲9.4%。こちらも21カ月連続で前年実績を下回った。 客単価は同▲0.5%で、前月は5カ月ぶりに前年を上回ったものの、8月は再び前年割れとなった。   次に2番手の吉野家ホールディングス(HD)。「吉野家」を1195店舗展開。8月末の店舗数がまだ公表されていないので、こちらは7月末の数字。   既存店売上高は前年同期比2.9%増。4月に牛丼並盛を100円値下げして280円に価格改定した効果が続き、5カ月連続前年実績を上回った。もっとも4月から3カ月は10~15%の2桁増だったが、前月から1桁に落ち着いている。…




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