印刷プレビュー
月刊商人舎 2022年12月

 特集のまえがき 


オーケーとロピアの「戦略と戦術」

目標達成主義経営と「加速が加速」する経営

2022年12月09日

【特集】 オーケーとロピア 「安売り原点説」を凌駕した“正統派”食品小売業の比較研究 オーケー㈱と㈱ロピアの「商人舎的比較研究」である。 そのオーケーは年商が5000億円を超え、ロピアは3000億円を視野に入れて、どちらも1兆円やその上のスケールを目指しているにもかかわらず、株式を公開していない。 もちろんアメリカには売上高480億ドル(1ドル130円概算で6兆2400億円)のパブリックスや、328億ドル(同4兆2640億円)のHEバットが非上場企業として立派な成績を収め、社会的にも高く評価されているから、オーケーやロピアが株式上場する必要はない。オーケーもロピアも上場企業以上の企業価値をもっていると、小売業界からも食品産業界からも認められている。 その理由は、両者の成長率の高さにある。オーケーは最新年度こそ3.2%の伸び率だが、2…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください