印刷プレビュー
月刊商人舎 2022年10月

「ワークマンプラス」の「加速の加速」

「#ワークマン女子+WORKMAN Shoes」開発で群を抜く

2022年10月11日

「作業着の店、職人御用達の店」として展開していた全国チェーンが、カジュアル、ファミリーの店舗として変貌を遂げた。ワークウエアで培った高機能、低価格を武器に「ワークマン」から「ワークマンプラス」へとフォーマットを転換させた。そして、転換の速度も加速化している。 本誌編集長 山本恭広 ㈱ワークマン(東京都台東区、小濱英之社長)が絶好調だ。フランチャイズ店を含めた同社のチェーン全店売上高は、2018年3月期の797億円から2022年3月期には1566億円へと、5カ年で約2倍となった(図表①)。 図表① ワークマン業績・店舗数推移 一方、同期間の店舗数は821店から944店へと123店の増加で、15.0%の伸びである。1店舗当たり年商を単純計算すると、1億円弱から1億6000万円以上へと、販売効率は1.6倍に大きくアップしたこと…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください