印刷プレビュー
月刊商人舎 2022年07月

 第1部 


先駆者の拡張絵図と新参者たちの闘い方

人口増を続ける「流山市」という市場と「流山おおたかの森S・C」増設・拡張の15年史

2022年07月11日

    特集 「流山おおたかの森」の陣 角上魚類・ロピアvsヤオコー・ベルク・マルエツ・カスミのサバブの攻防 千葉県流山市の商業は、首都圏新都市鉄道によるつくばエクスプレスの開通によって大きく変貌を遂げ、それから15年が経過した。各駅には大商圏型、中商圏型含め数多くのショッピングセンター(SC)がオープンした。同時につくばエクスプレス沿線は有力なスーパーマーケット各社にとって、有望な出店エリアとなってきた。SCの核店舗としての食品スーパーマーケットの重要性が高まってきたからだ。 その中で最も出店が活発なのが「流山おおたかの森」地域である。そして、この地域で、2007年に先陣を切った「流山おおたかの森S・C」および同SCが陣取るのが流山おおたかの森駅周辺である。この駅を囲むエリアは、15年以上の時を経て、現在までに…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください