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IT・システム

當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論(41)単品管理と移動平均法

2016年10月12日

   売価還元法のメリット・デメリット   いまだに多くの小売業が商品会計に用いている売価還元法は、いまや衰退の一途にあります。売価還元法はご存知の通り、在庫資産や販売利益を簡易に計算する方法です。売価還元法の計算の仕方はいくつか存在しますが、基本は「売価」から「在庫原価」や「販売原価」を推定する方法です。単純に考えれば、在庫資産は、仕入れした商品原価の合計になりますが、一方で商品は売場から売れ、原価ではなく売価で売れていきますので、残った在庫の商品原価を算出するのは厄介になります。例えば、期初在庫が1000円(原価)あったとします。ある期間に仕入れが1000円(原価)あり、販売が1500円(売価)あったときは、残りの在庫の原価はいくらになりますか?売価還元法では、期初在庫の在庫売価(売場の値札の価格…




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