戻る 印刷
経営

朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(34)-割引現在価値という時空のものさし(後)

2016年04月11日

   世の中は複利で出来ている 住宅ローンを借りた人ならわかるかもしれませんが、実際に借りた額よりずいぶん多く銀行に返済しているな、と思った人も多いと思います。総返済額の一覧を見て、これほどお金を借りていたのかと驚く人も結構います。最近の住宅ローンの低金利競争を見ると、だいぶ安い金利なのでこれはなにやら借りないと損なのではと焦りを感じてしまう人もいるかもしれません。住宅ローン3000万円が1%ほどで借りられるのなら、「昔より安い」と思うでしょうし、事実「昔より低い金利」に見えることは間違いありません。30年前は7~8%もザラでした。しかしこの時点ですでに私たちは二つの物事について考える必要があります。まず一つ目は3000万のローンは実際いくらのローンなのか、ということです。またのちほど説明しますが、…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください