印刷プレビュー
マーチャンダイジング

王道のウェザーMD理論(5) 「商品の気象特性」

2013年08月09日

株式会社ライフビジネスウェザー ビジネス気象研究所 所長 気象予報士 常盤勝美 商品の販売動向と気象要因との相関性のなかで、最も強い相関性が認められるのは、前回解説した「気温」である。温度環境が大きく変化すると、人間の体は体温をほぼ平熱に維持するため、それに対応して体内メカニズムも変わる。その感情に対応して、様々なものを欲しいと思うようになる。このようなことをこれまでの回でずっとまとめてきた。今回、気温以外の気象要素にもスポットライトを当てて、商品の販売動向との関係をまとめることにする。  雨のウェザーMD 気温以外でまず思い浮かぶ気象要素は、雨だろう。当然、雨対策としての傘や長靴、合羽などは注目アイテムである。プラスアルファのチェックポイントは、当日朝のテレビ天気予報の内容である。消費者の…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください