戻る 印刷
月刊商人舎 2017年12月

 店舗研究Ⅳ 


八百幸成城店(東京都世田谷区)

スケルトン天井で291坪を感じさせない都市型新フォーマット登場!!

2017年12月11日

「YAOKO」ではなくて、「八百幸」。それが日本有数の高級住宅地・成城に出現。このアンバランスさが、この店の真骨頂だ。そして想像するに、㈱ヤオコー代表取締役の川野幸夫会長は誰よりも、晴れがましくも、うれしかったに違いない。2017年11月7日、ヤオコーの都市型小型店「八百幸成城店」が満を持してお披露目された。売場面積は従来店舗の半分の291坪(962㎡)。場所は小田急小田原線「成城学園前」駅から徒歩20分、バスでは10分ほどの距離にある。成城学園前駅の駅ビルには「小田急OX」、駅前には「成城石井」本店と、高質タイプのスーパーマーケットが揃う。また八百幸成城店から100mも離れていない同じ道沿いには直接競合となるディスカウントタイプの「西友調布入間町店」がある。潤沢なマーケットである反面、厳しい競争環境にある。さらに、従来…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください