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月刊商人舎 2017年03月

 特別寄稿 


待ったなし!「商品コンテンツ」一元化時代

GTIN第四世代に向けた「卵とニワトリ」の関係を正す

2017年03月10日

1WorldSyncビジネスデベロップメントマネジャー 久恒 整  1.サプライチェーン・マネジメントと商品情報 1WorldSyncはGS1のアメリカとドイツの子会社が合併し、データプール事業会社として2013年に誕生した(図1)。GS1(Global Standard One)は、複数の地域にまたがるサプライチェーンの効率と透明性を高めるために、国際規格を設計・策定する国際組織である。  図1  1WorldSyncの会社概要その歴史は1998年にまで遡る。次項の「GTINの果たすべき役割の世代変化」で詳細に説明するが、サプライチェーン・マネジメントの最適化に求められる商品情報を扱う複数の企業および団体が、15年にわたり統合を重ねた末にたどり着いたのが1WorldSyncである。その間、欧米においては小売業と製造業、さらに卸売業間のデータのやり取りを効率化するために…




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