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米国専門店ニュース|4400店の靴専門店ペイレスシュー、倒産申請か

2017年03月28日

アメリカのシューズ専門店チェーン「ペイレス・シューソース」(Payless ShoeSource)が倒産申請を行なう。申請後には赤字を出している400〜500店舗が閉鎖されるが、その後、更生する計画が策定されている。もちろん閉鎖店舗は増える可能性もある。
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ペイレスは1956年にカンザス州トピカで創業された。現在は北米に3600店、世界に4400店を展開。アメリカではショッピングセンターを中心にテナント展開しているから、どのモールに行っても、見ることができる。従業員は約2万2000人。2012年からは投資企業ゴールデン・ゲート・キャピタルとブラム・キャピタル・パートナーズが保有している。非上場企業である。

そのキャッチフレーズは、「トレンディでスペシャルなシューズやアクセサリーを手頃な価格で提供する」こと。そしてそのミッションは「シンプル」。

その販売方法は「セルフセレクト」方式。顧客が自分で商品をセレクトする。つまりは食品のセルフサービスの靴版。

ローコストオペレーションで、ロープライスを実現させる。だから店名も「Payless Shoes」。「安い靴」。

スポーツブランドChampion®、それからAmerican Eagle™、デザイナーレーベルChristian Siriano、Heritage SkateブランドのAirwalk®などなど、ペイレスは42のブランドを持つ。このブランドだけでも、いまだ企業価値を有している。

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東半球で最大規模のシューズチェーンであるから、日本のABCマートやイオンのジーフットなどのモデルとなる企業だ。日本には2004年に総合商社の双日の資本で、ペイレス・シューソース・ジャパン㈱を設立し、出店している。

42のブランドの中には、有力なナショナルブランドもある。その整理と、ショッピングセンター出店の不採算店閉鎖で、最悪の企業閉鎖などは避けられるだろう。

しかし、アメリカのカテゴリーキラーがいずれも絶不調に陥っている本当の原因は消えることはない。すなわちeコマースの隆盛とウォルマート、コストコなど総合ディスカウント店舗のシェア拡大という原因である。

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