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今年初に最低賃金を引き上げたウォルマートがアップスキリング・プログラムを導入する

2015年09月10日

ウォルマートが次々に、アソシエーツ対策を打っている。まず、今年度の初めに10億ドル(1200億円)をかけて、アソシエーツの最低賃金を引き上げ、教育訓練を強化した。第5代目CEOのダグ・マクミランは、賃金を引き上げることによって、顧客のショッピング・エクスペリエンスを向上させようと意図している。しかしブルームバーグは、その分、一部の従業員の勤務時間を減らして、経費削減をし、売場の状態は維持させようとしていると報じている。この批判を受けたのかどうか、今度はアソシエーツのスキルアップ・トレーンングを始める。名称は「アップスキリング」。まず、ミズーリ州ジョプリンのスーパーセンターで実験の準備がなされている。この実験店はウォルマートでは当たり前だが24時間営業で、フルタイム・アソシエーツは345人。ウォルマートの店舗…




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