戻る 印刷
Webコンテンツ

TESCOのクラークCEOがわずか3年で交代、代役はユニリーバから抜擢

2014年07月23日

7月21日、イギリス小売業1位のテスコが最高経営責任者(CEO)の交代を発表した。現CEOは2011年に就任した第5代目のPhilip Clarke(フィリップ・クラーク)。2013年2月期決算では20年ぶりの減益、さらには日本やアメリカなどの主要マーケットからの撤退など、難しい舵取りが続いていた。アルディやリドルなどドイツから侵入してきた小型ハードディスカウンターとの競合が厳しい。「ボックスストア」といわれるが、アルディやリドルはディスカウント型の小型スーパーマーケット。それらがイギリス国内でも凄い勢いで力を増す中、テスコも販売価格の引き下げなどで対抗してきた。 しかし、結果は、2015年2月期の第1四半期の売上高が既存店前期比でマイナス3.3%と大幅に下落。上半期も売上高、営業利益ともに予想を下回ると発表されている。クラークCEOに…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください