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【10月商業動態統計】小売業季節調整済では2.5%増だが、百貨店は不調

2016年11月30日

経済産業省から10月の商業動態統計速報が発表された。10月の「卸売業」と「小売業」を合わせた商業販売額は36兆6360億円で、前年同月比▲4.7%。季節調整済みでは0.4%となった。*季節調整とは、経済統計の原計数から季節の変動による業績のばらつきを取り除いた指数。月ごとに変化する休日数、気温による需要の変動などの季節の要因を取り除いて、業績を正確に評価するために調整される数値である。業界ごとの協会の統計にはこの調整がない。実数値である。経済産業省統計の意義はここにあるといってよい。1.卸売業の販売額動向販売額は、25兆0760億円で▲6.6%となり、季節調整済みは0.7%だった。業種別にみてプラスはなし。マイナス幅の大きい順では、衣服・身の回り品▲23.7%、繊維品が▲16.6%、その他▲10.8%、化学製品▲9.2%、鉱物・金属材料▲8.9…




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