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月刊商人舎 2018年06月

 ニッポンのチェーンストア決算総覧 


日米総合スーパー編

2018年06月11日

イオンリテールとイオン北海道、イオン九州。そしてイトーヨーカ堂、ユニー。かつてダイエーを筆頭にして、日本小売業の王者を誇った総合スーパーはいま、不振の真っただ中にいる。しかし、アメリカではウォルマートスーパーセンターやターゲットの各フォーマットは総合スーパー業態ながら業績を堅持している。日本でもイズミやサンエーは好成績を収めているし、平和堂も食品の既存店改装に活路を求める。総合スーパーという枠組みで見れば、ドン・キホーテは、躍進に次ぐ躍進だ。それらの決算の中身を解体しよう。 イオンリテールとイトーヨーカ堂とユニー コングロマリットチェーンストア編でイオン㈱と㈱セブン&アイ・ホールディングスの2017年度決算を明らかにした。イオンの中核企業は総合スーパー専業のイオンリテール㈱(千葉市美浜区、岡﨑…




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