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ターゲット2016年決算の減収大減益と4つの空しい新戦略

2017年03月01日

米国ターゲットはウォルマートに次ぐディスカウントストア業界第2位。アメリカ小売業ランキング第6位。いい会社でした。しかし、現在は、低迷期。その2016年度決算が発表された。1月28日で終わった年度、低迷していても、1カ月で集計され、発表される。通年売上高は694億9500万ドル(1ドル100円換算で、6兆9495億円)だが、前年比で5.8%も減少した。CVSヘルスに約1700店分のドラッグストアと店内クリニックを売却して、その分の売上高が減った。だから既存店はマイナス0.5%。純利益は27億3700万ドルで、こちらはマイナス18.6%の激減。粗利益は206億2300万ドルで、マイナス5.4%だが、粗利益率は29.7%ある。これにドラッグストアの売却益が加わる。 第4四半期の売上高は206億9000万ドルで、4.3%減。既存店売上高は1.5%減少。純利益は通年以上に減少して、…




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