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2017第3四半期の明暗、ウォルマート増収減益・ターゲット減収増益

2016年11月25日

日本では総合スーパーは衰退期に入った。アメリカの総合スーパー「ハイパーマーケット業態」はどうか。この業態を主力に展開するのがウォルマートとターゲット。両雄の第3四半期決算が出そろった。 ウォルマートの第3四半期の売上高は1171億7600万ドル。前年同期比0.5%増。サムズクラブの会員費を含む総収入は1181億7900万ドルの0.7%増(為替を除くと2.5%増)。営業利益は10.1%マイナスの51億1900万ドル、純利益は8.2%マイナスの30億3000万ドルで着地。 ウォルマートの主要事業は大きく米国市場を担うウォルマートUS、海外展開のウォルマート・インターナショナル、そしてコストコと同じホールセールクラブのサムズクラブの3つがある。 まずウォルマートUSの売上高は745億5000万ドル。食品デフレが影響したにもかかわらず、対前年同期比で2.5%の増加…




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