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13カ月ぶりに総合スーパー前年比プラスの逆説

2013年04月22日

3月のチェーンストア協会加盟企業、既存店売上高は前年同月比1.7%増だった。1兆0446億円。プラスは、何と13カ月ぶり。つまり1年と1カ月ぶり。日本チェーンストア協会は57企業7947店舗。その統計。総合スーパーが約5割を占めており、その傾向を見るのによい。  3月のこの時期は、アベノミクス効果の広報効果が表れ、東京株式市場で日経平均株価が一時、1万1900円と高値をつけるなど、景気回復ムードに転じた。 前月比でみると14.3%。景況感は格段に高まっている。  チェーンストア協会の販売月報を商品別にみると、食料品部門は、節句や花見関連の商品は動きがよかったものの、キャベツ、白菜、ジャガイモなどの農産品の相場安が影響して、6456億円と0.3%のマイナス。 一方、気温が高めだったことから春物衣料が好調で、衣料品部門は7.1%増の1098億…




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