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財務

業態別11月販売月報「各業態前年クリア」

2014年01月16日

さて、1月も半分を過ぎてしまったが、昨年年末に発表されていた各小売業態の11月販売統計をまとめる。 百貨店  (日本百貨店協会発表)10月は悪天候で3か月ぶりにマイナスに終わったが、11月は一転、プラスとなった。総売上高は5654億2588万円で既存店前年同月比プラス2.4%。主な要因は気温の急激な下落に伴う冬物需要の増加、冬のボーナスへの期待感による消費マインドの改善、さらに消費税引き上げ前の駆け込み需要などが挙げられる。地区別で見ても10大都市はプラス3.4%。ここでいう10大都市は、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡を指す。11月は特に名古屋が好調でプラス8.3%と全体をけん引した。そして地方も好調でプラス0.6%。商品別では主要5品目すべて前年クリア。衣料品が1971億9872万円でプラス1.0%、身…




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