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マーケティング

武藤麻代の「医食同源の現場訪問」(18)お米のリテラシー向上を目指して

2016年08月10日

*** はじめに ***日本人の主食であるお米。日本の食の中心にありながら、その消費量は減少傾向を続けています。ピークとなった1960年から40年後の2000年には2分の1に減少し、一人あたり1日平均お茶碗で約5杯食べていたものが2.5杯しか食べなくなりました。近頃ちまたでは“糖質制限”という言葉が、得てして魅力的な言葉のように扱われ、お米の消費のさらなる先細りが懸念されるところです。しかし、ひとたびお米のことを学んでみれば、実に身近な健康食で、先人たちから受け継がれた食材あることがわかります。7月31日、筆者が代表を務める『学びの食卓』プロデュースは、お米をテーマにしたワークショップを開催しました。町の巨匠に学ぼうと、お米マイスター・米食味鑑定士である地域の米穀店社長を招き、知られざるお米の魅力・お米のパワー…




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