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月刊商人舎 2018年02月

 特集 


優れた店長 愚かな店長

ポストモダンのストアマネジャー・リーダーシップ

2018年02月09日

商業の近代化を志向して、チェーンストア方式が考え出された。その方法論は、本部と店舗の分業を基本とする。この分業によって、多店化のスピードを上げる。そのために多くの店のストアマネジャーは店舗の管理者に徹する。したがって、店長には売上高責任はないが、営業利益責任はある、などと説明された――しかし現実には、店長が交代すると、売上げが変わる。もちろん利益も変わる。そしてほとんどのチェーンストアにおいて、店長には利益とともに売上高の予算が課され、売上高責任が生じている。ポストモダンのストアマネジャーは、そのマネジメントとリーダーシップによって、顧客を創造し、客数を増やし、売上げを向上させ、利益を増大させる。優れた店長と愚かな店長の決定的な差異は、マネジャーであるとともにリーダーであることを、「たったひ…




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