印刷プレビュー
月刊商人舎 2016年01月

 Nonfiction 


And Beyond【Ⅰ】

リージョナル&ローカルチェーンのサバイバル戦略と電子マネー戦略

2016年01月12日

「電子マネーの大手プレーヤーは、5グループに集約されてきた」率直に語るのはブルーチップ㈱社長の宮本洋一だ。図①「電子決済総覧2015-2016」(カード・ウェーブ刊)では、2020年の電子決済取扱高が予測されている。その予測によると、個人消費支出に占める電子決済総額は約82兆円となり、30%を占めるまでに成長する。 図1  電子決済比率の変動予測<2015年→2020年>(出典:「電子決済総覧2015-2016」) そのうち最も成長が予想されるのが「プリペイドカード決済」、いわゆる電子マネーだ。2015年に約8兆円の市場規模は、2020年には最大幅で16兆円市場へ急成長すると見られている。ここでいう電子決済とは、一つはクレジットカード決済、一つはデビットカード決済、そしてプリペイドカード(電子マネーカード)決済。クレジットカードは「ポスト…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください