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月刊商人舎 2015年09月

1人当り営業利益第1位の実力はこうして生まれてきた!

2015年09月10日

ヤオコーの業績拡大が続いている。同社が発表した2015年3月期連結決算は、営業収益が前の期に比べ12.1%増の3073億5400万円、営業利益は同12.3%増の134億7000万円だった。既存店売上高が前期比5.1%増と好調だったほか、9店舗の新規出店と10店の大規模改装、節電や生産性向上による経費削減も業績向上に寄与。23期連続の増益となり、単体では26期連続の増収増益を達成した。経常利益は同12.7%増の133億4200万円、当期純利益は同10.2%増の78億3400万円。既存店が好調だった理由として、ポイントカードなどで客の購買データを分析し、最適な商品・サービスを提供する「FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)」の効果をはじめ、値ごろ感を常に意識した価格設定、開店時間を早めたことに伴うシニア層を中心とした売上げ増、生鮮部門の牽引など…




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