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米国ペッツマートが投資会社の83億円買収提案に合意、カテゴリーキラー危うし

2014年12月16日

米国最大のペット関連用品専門店チェーン「ペッツマート」が買収される。同社はBCパートナーズを中心とした投資家グループの買収提案に合意したと発表した。投資家サイドからの買収提案額は83億円。負債額を加えると、総額87億円での買収劇となる。ペッツマートは1986年創業。ペット用品専門のスペシャルティストアとして成長し、1994年に100店舗、12年後の1998年には500店舗を達成。カテゴリーキラーの一角として、もてはやされた。そして2007年には1000店舗を超えたが、Eコマースの進展で、業績は次第に低迷、成長力に陰りが出てきた。 2014年2月期の売上高は69億ドル(120円換算で約8300億円)で、店舗数は1333店。しかし、2015年2月期の第2四半期では売上減となった。直近の第3四半期で、昨年同期比100%まで戻したものの、既存店活性化も厳し…




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