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外食産業の5月は3カ月ぶり前年比100.8%、レストラン好調・ファストフード不調

2015年06月30日

外食産業は食品小売業の水先案内人。小売業だけでなく食品産業全体の先導役を担う。一般社団法人日本フードサービス協会(JF)から、5月度の外食産業市場動向調査の集計結果が報告された。新規店も含めた「全店データ」を業界全体及び業態別に集計し、前年同月比を算出している。全体概況5月は3カ月ぶり、全体売上高が100.8%と前年を上回った。その要因は外的なことだが、二つある。第1は、今年の5月は、ゴールデンウィーク(GW)を含む土日休日数が前年より多かったこと。第2は、そのGW中も好天に恵まれ全国的に気温が高かったこと。下記の表をみると、東京都は雨が少なく、大阪府は多かったことが分かる。日本中好天に恵まれたかといえば、そうでもないが、平均気温は確実に高かった。 ファミリーレストラン、ディナーレストランを中心に客数、売上げ…




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